アジわいキッチン サムロー マチュー タイ

アジわいキッチン2日目。
謎の料理サムロー マチュー タイ。

有名なすっぱいスープに、ソムロー・ムチュー・ユオンというのがあります。
雷魚にトマトやパイナップルを入れ、タマリンドで酸味を利かせた一品です。
ユオンとはベトナムのことで、この料理が「ベトナムのすっぱいスープ」と呼ばれる
所以は定かではないですが、
ベトナム南部料理の Canh chua cá lóc あたりがベースなのではないかと思われます。

しかし、今日のメニューは「タイ」。
カンボジアには何年か興味を持っていますが、これは聞いたことがありません。
タイのスープといえば、タイ・スキーくらいでしょうか。

クメール語にはもともと声調はないのですが、近年、二重子音の声調化というのが
起こってきていて、子音の後に「r」がくると、そのrは発声されずに声調を形成する
現象が、プノンペン方言として見られます。かの坂本教授も指摘しています。
プノンペン近郊の地方にいくと、さかな「トレイ」を、「テーイ」と発音する人たちに
出会えるでしょう。私も初めて聞いたときは驚きました。

というわけで、今日の料理は
ソムロー・ムチュー・トレイ
魚のすっぱいスープ
でした。難しかったね。

ちなみに料理をしていた代々木アンコールワットの2代目オーナーシェフは、
きれいにrを入れて「トレイ」と発音していましたよ。

えーと、中味は、ソムロー・ムチュー・ユオンとまったく同じものですね。
雷魚を使ったものだけがユオンで、その他の魚だとソムロー・ムチュー・トレイなのかな。

プロホックは使いませんでしたが、このスープの肝は
タマリンド
ですね。なかなかこいつも日本じゃ手に入りません。
カンボジアから日本にくるときはいつも持って帰ってくる必須食材のひとつです。

ちなみに、私はすっぱいスープは好きだけど、パイナップルだけがどうしても許せない。
炒め物系にもパイナップル入れるときがあるから気をつけろ。

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